誤嚥性肺炎について

高齢者の肺炎の7割が不顕性誤嚥によるものと言われていて、要介護者では9割にものぼるそうです。

誤嚥性肺炎では、抗生物質で治そうとする力と不顕性誤嚥が絶えずおきていて肺炎を悪化させようとする力が拮抗して難治性で繰り返しやすいと言われています。

予防について。

飲み込む力を鍛えましょう!(喉の周りの筋肉)

お口の運動をしたり、カラオケを楽しんだり時には大声で笑ってみましょう。高音域の歌が歌える人は喉の筋力が強いそうです。→ただしやりすぎはいけません。逆に喉を痛めます。

漢方の半夏厚朴湯は咳反射や嚥下反射を改善するといわれています。

また、お口の中をケアして清潔に保ちましょう。お口は、基本、色々な病気が入る最初の入り口です。 お口の中と腸をきたえれば免疫力があがりますよ。

口腔関係の脳の知覚野と運動野は約40%と最大の領域をしめています。

身体だけでなくお顔やお口の運動も是非とりいれてみてください。当院でも実施しているのでご興味のある方はお問い合わせくださいね。